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トップ > 葬儀の知識 > 2-3 納棺までに行なうこと
葬儀の知識
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装束に使われる衣裳は?
仏式では「経帷子(きょうかたびら)」と呼ばれる白い着物が使われます。縫い糸の端を結ばず、縫い目を表にして仕立ててあり、これを着ると地獄に落ちないとされています。
神式では白い小袖が伝統的な死装束とされています。キリスト教式では決まった死装束はなく、故人が愛用していていた着物や洋服、新しい浴衣などを着せることが多いようです。
死装束の着付は?
経帷子は通常とは逆の左前に着せます。帯は白木綿、手足には手甲(てっこう)脚絆(きゃくばん)をつけ、白足袋を左右逆にはかせます。胸には、三途の川の渡し賃として六文銭の入った頭陀袋(ずだぶくろ)をかけます。さらに頭には頭巾や笠をかぶせ、杖を持たせるのが正式です。死装束は、いわば冥途へ向かう故人の旅支度。そのため、昔の旅人の姿を模した装束になっているのです。
これら死装束一式は、依頼すれば葬儀社で用意してくれます。
遺体の安置はどうして北向きにするのですか?
ご遺体を北枕にして安置するのは、お釈迦様が入滅された際に北向きに倒れていたことが由来となっています。そのため仏式では、北枕または西枕に安置することが一般的になっています。また、神式やキリスト教式の場合は、安置の向きが問題になることはありません。
戒名のこと教えてください。
戒名は、仏の弟子になった証として死後につけられる仏名のことです。日蓮宗では「法号」、浄土真宗では「法名」といいます。
納棺について教えてください。
枕経が終わると、ご遺体をお棺に納めます。これを「納棺」といいます。多くの場合は、葬儀社のスタッフが行ないますが、もちろんご遺族が行なってもかまいません。
ご遺体をお棺に納めたら、お棺の中に経文を書いた「棺書」を入れます。棺書はあらかじめ菩提寺の僧侶(または葬儀社から手配された僧侶)に書いてもらっておきましょう。
お棺には、故人の愛用の品などを入れることもできます。ただし、燃えにくい金属製のものや陶器製のものは避けましょう。
お棺にはふたをしますが、このときはまだ釘は打ちません。ご遺族や弔問客と最期の対面ができるようにして、お棺の上から金襴の棺掛けをかけます。お棺は、祭壇の前方か内側に安置されます。
なお、病院で亡くなられた場合は、ご自宅まで搬送する前に納棺まで済ませることが多いようです。
お棺の種類と金額は?
現在のお棺は、材質・装飾ともにさまざまなものが用意されています。内装まで凝ったタイプもあり、従来のお棺のように中に布団を敷き詰めるのではなく、内部全体に専用の布が敷き詰められているものも。価格は、安価なものでは1万円以下から。豪華なものでは1,000万円というものもあります。
◆合板製
木枠の骨組みに桐などの合板を貼りつけたもので、もっとも多く使われているのがこのタイプ。彫刻を彫り付けたものや、合板の上にクロスを貼ったものなどもあります。
合板製
◆無垢材
桧や杉などの無垢材で作られたものです。こちらも彫刻やクロス張りなどができます。
無垢材
◆工芸装飾タイプ
装飾性の高い豪華な製品で、輪島塗りや鎌倉彫りを施したものもあります。
工芸装飾タイプ
遺影写真の選び方を教えてください。
遺影に使用する写真は、表面に凹凸のない光沢仕上げの写真がおすすめです。焦点がしっかり合っているもので、故人の顔が頭から顎まで、なるべく大きくはっきり写っているものを選びましょう。顔の一部が何かにさえぎられていたり、集合写真から切り取るのも避けたほうが良いでしょう。
使い捨てカメラやポケットカメラなどで撮影したスナップ風のものでもかまいませんが、写真館で撮影したものや一眼レフカメラで撮影したもののほうが、大きく引き伸ばしたときにきれいに仕上がります。これと思うものを2〜3枚選び、引き伸ばしをお願いする写真屋さんに選んでもらうのも良い方法です。
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