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トップ > 葬儀の知識 > 3-1 通夜の進め方
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喪主は誰が務めるのが一番良いのですか?
葬儀全般の責任者であり、弔問を受ける喪家の代表が「喪主」です。そのため、故人と血縁の深い人のなかから選ぶことが一般的なようです。
たとえば、既婚者が亡くなった場合は残された配偶者が、配偶者も既に亡くなられていた場合は長男が、という順で考えていきます。配偶者と子ども全員で喪主を務めることもできます。
また、残された遺族が未成年の子どもだけという場合には、親族の中から後見人を立て、喪主とすることもあります。
親族がいない場合は誰に喪主をお願いすればいい?
血縁者がいない方や、いても海外で生活しているなどで通夜・葬儀に間に合わない場合には、友人・知人が施主となって、喪主の代わりを務めることもあります。また、近ごろでは、葬儀社のスタッフが喪主を代行してくれるサービスもあります。
斎場で通夜を行なう場合、遺族はかならず泊まらないといけないのでしょうか?
現在では半通夜といって、夜6時頃から開始して、2〜3時間で終了とする形式の通夜がほとんどです。宿泊施設を備えた斎場もありますが、かならず泊まらなくてはいけないというわけではありません。
お通夜では、朝まで線香の煙は絶やしてはいけないと聞きました。本当ですか?
お線香の煙は上へ上へと伸びていくことから、昔から「天上への道しるべ」と考えられてきました。そのため、かつてはお通夜の晩に御遺族や御親戚が交替でお線香の番をし、朝まで煙を絶やさないようにすることも少なくなかったようです。また、「お骨になるまでお線香を絶やしてはいけない」というしきたりのある地方もあります。
しかし、現在では半通夜が一般的になってきたことや防災上の観点から、一晩中お線香を焚くことは少なくなっています。
自宅で通夜を行なう場合に気をつけることは?
自宅でお通夜を行なう場合、大勢の会葬者が出入りするなど隣近所に何かと迷惑をかけがちです。お通夜の準備を始める前には、ご近所や町内会の方に一言ご挨拶に回っておくとよいでしょう。
また、都市部の住宅では玄関が狭く、お棺が運びこめないことも少なくありません。このような場合は、自宅で通夜を行なうことはできません。事前に確認しておきましょう。また、通常のエレベーターの広さではお棺の出入りに無理があるため、マンションの上層階にお住まいの場合も、ご自宅での通夜は難しいでしょう。
遺族の服装で気をつけることは?
通夜・葬儀の席上、御遺族は喪服を着用し、胸元または腕に喪章をつけます。
男性の正式な喪服は、和装では黒羽二重の五つ紋、洋装では黒のモーニングですが、略礼服のブラックスーツを着用することが多いようです。靴や靴下、ベルトなどの小物も黒で統一し、タイピンやカフスボタンなどは身につけないようにします。
女性は、黒羽二重の五つ紋に黒無地の丸帯が正式です。帯揚げや小物も黒で統一します。洋装の場合は黒のアフターヌーンドレスが正式ですが、絹やウールなど光沢のない黒いワンピースやツーピースでよいでしょう。襟ぐりが大きく開いているものなど、肌を露出するデザインは避けましょう。
アクセサリーをつける場合は、真珠か光らない黒石を。真珠でも、二連のネックレスなどは「不幸が重なる」と、縁起が良くないとされてます。一連のシンプルなネックレスを選びましょう。
会葬者からのお悔やみの言葉にはどのように対応すればよいのでしょうか?
通夜・葬儀を通じて、お悔やみの言葉に対しては「お忙しいところ、ありがとうございました」と簡単にお礼を述べるのがよいでしょう。故人の死因についてなど、詳しく話す必要はありません。また、会葬者が多い場合などは、目礼するだけでも失礼にはあたりません。
なお、喪主や遺族が会葬者の帰りを見送ることは、縁起が良くないこととされています。弔問のお礼やご挨拶は、会場内で終えるようにします。上司や目上の方やには「お送りしてはいけないそうですから、こちらで失礼します」と一言添えるとよいでしょう。
通夜ぶるまいとは、どのようなものですか?
通夜式の弔問客をもてなす宴席のことを「通夜ぶるまい」といいます。告別式後にふるまわれる「精進落とし」より簡素なことが多いようですが、身を清めるという意味から、通夜ぶるまいの席では、お酒を出すことが通例となっています。
遺族(喪主)は、宴席が始まる前に挨拶をします。その後は、席についたままお悔やみを受けるのが作法。遺族(喪主)に代わり、親族や世話役の方が、お礼の挨拶に回わるようにしましょう。
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