お墓選びのコラム。墓地の形態などを紹介。

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お墓選びのポイント!

お墓の風景

第一回 墓地の形態を知っておきましょう。

お盆からお彼岸の時季になり、墓前や仏前で手を合わせると、過去を振り返り、父や母はもちろん、先祖に対する感謝の念が湧いてきます。それとともに、親や自身のお墓について考え始める、それがこの時季です。

 

 とはいえ、お墓のことは何もわからない、という人がほとんどでしょう。そこで、お墓を新たに建てる際の注意点をお話ししましょう。

 まず、墓地は大きく4つの種類に分かれます。宗旨・宗派をほとんど問わない「民営霊園」、都道府県や市区町村などの自治体が管理運営する「公営墓地」、お寺が基本的に檀(門)信徒向けに提供する「寺院墓地」、集落や自治会など地域団体が管理運営する「共同墓地」(法律の区分では、「みなし墓地」といいます)の4つです。

 

 民営霊園は主に宗教法人や財団法人が管理運営していますが、環境や施設、墓地の区画の広さも大小さまざまで、墓石のデザインなど選択肢が多いのが特徴です。

 最近では霊園間の競争も激しく、バリアフリー設計や耐震施工に加え、充実した施設やサービスを提供する霊園も増えているようです。ただ指定石材店制度を導入している場合が多いので、どの石材店でも購入できるというわけにはいきません。

 公営墓地は宗旨・宗派などの宗教的制約が一切ありません。価格や管理料も手頃ですが、都立霊園など人気の高い墓地は募集期間が比較的短く、居住条件や手元に遺骨がある、等々の制約も多いので注意が必要です。

 

 一方、寺院墓地は管理者がお寺の住職なので、手厚く供養してもらえる安心感がありますが、基本的に檀家になることが購入の条件となります。(従前の宗旨・宗派は不問)

 共同墓地は宗旨・宗派を問いませんが、法律での開発制限があり、新規分譲はまれです。

 お墓を選ぶにはまず、こうした条件や制約をよく理解した上で、予算や交通の便などを考慮し、ご自身に合ったものかどうかを考える必要があります。

 

ライター:OHSAMA