桜のきれいなお寺の紹介 京都編

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桜のきれいなお寺 京都編

京都のお寺には、桜の名所がたくさんあります。
春の陽気を感じながら、桜に彩られた京都のお寺を散策してみてはいかがでしょうか。

◆清水寺(きよみずでら)

住所:〒605-0862 京都府京都市東山区清水1丁目294

宝亀9年(778年)の開創といわれる平安京遷都以前からある名刹。境内は東山の山腹にあり、その地形を利用して伽藍が建てられている。仁王門、日本最大級の三重塔、「清水の舞台」として有名な国宝の本堂など見どころが多い。桜の名所としても名高く、多くの観光客で賑わう。特に夜のライトアップは幻想的な光景を醸し出す。

清水寺の桜

◆平安神宮(へいあんじんぐう)

住所:〒606-8341 京都府京都市左京区岡崎西天王町

明治28年(1895年)に平安遷都1100年を記念して創建。
平安京創始の桓武天皇と平安京最後の孝明天皇を祀る。鮮やかな朱塗りの鳥居が一際目をひき、日本全国より広く崇敬を集めている。境内に咲き誇る鮮やかなピンク色の八重紅しだれ桜は見事のひと言。南神苑の紅しだれ桜や社殿を照らす夜のライトアップは昼間とは違った趣を楽しめる。

平安神宮の桜_1
平安神宮の桜_2 平安神宮の桜_3

◆善峯寺(よしみねでら)

住所:〒610-1133 京都府京都市西京区大原野小塩町1372

平安中期の長元2年(1029年)に源算上人によって開創。後に後一条天皇より鎮護国家の勅願所と定められ「良峯寺」の寺号が下賜される。建久3年(1192年)には後鳥羽天皇より現在の「善峯寺」の宸額が下賜される。彼岸桜、しだれ桜、山桜、ぼたん桜などで、全山が桜一色に染まる様は見事です。見頃は約1カ月ほど続く。

善峯寺の桜_2 善峯寺の桜_3

◆天龍寺(てんりゅうじ)

住所:〒616-8385 京都府京都市右京区 嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68

京都五山第一位の寺格を誇る臨済宗の名刹。足利尊氏が後醍醐天皇の冥福を祈るために創建された。夢窓疎石が作庭した嵐山や亀山を借景とした回遊式の庭園は池泉回遊式庭園と呼ばれ、四季折々の美しさを見せる。特に多宝殿前のしだれ桜は絶好のスポット。多宝殿横の望郷の丘からの眺めも楽しみたい。

天龍寺の桜_1
天龍寺の桜_2 天龍寺の桜_3

◆龍安寺(りゅうあんじ)

住所:〒616-8001 京都府京都市右京区龍安寺御陵ノ下町13

公家の徳大寺家の山荘であったものを宝徳2年(1450年)、細川勝元が譲り受け禅寺としたのが龍安寺の始まり。特に大小15個の石が配置された石庭は有名で四季を通じて観光客が絶えない。4月中旬頃のしだれ桜とソメイヨシノが重なるように咲き誇る、石庭の鮮やかなグラデーションの彩りは見る人を魅了する見事な光景だ。

龍安寺の桜_2 龍安寺の桜_3

◆高台寺(こうだいじ)

住所:〒605-0825 京都府京都市東山区高台寺下河原町526

東山区にある臨済宗建仁寺派の寺院。豊臣秀吉の正室である北政所(高台院)が秀吉の冥福を祈るために建立した寺院としても有名。秀吉の没後、徳川家康の援助を得て建てたことでも知られ、一般には「ねねの寺」として親しまれている。方丈庭園の美しく咲き誇るしだれ桜は見事で、開花期には特別拝観のライトアップが楽しめる。

高台寺の桜

◆東寺(とうじ)

住所:〒601-8473 京都府京都市南区九条町1

平安京の国家鎮護のため官寺として造営され、弘仁14年(823年)に嵯峨天皇より空海(弘法大師)に下賜される。東寺真言宗の総本山。弘法大師信仰の高まりとともに真言密教の根本道場として栄える。境内には河津桜やソメイヨシノなど約200本の桜が咲き誇り、特に「不二桜」と呼ばれる八重紅しだれ桜は圧巻だ。

東寺の桜_1
東寺の桜_1

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