葬儀の服装、数珠、席次、お悔みの言葉、焼香の作法などの基礎知識。

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葬儀について

PART4 葬儀に参列する際の基礎知識

  • 1.服装・持ち物・立ち振る舞い

1.服装・持ち物・立ち振る舞い

葬参列する時は、どのような服装がよいのでしょうか?

一般会葬者の服装は、特に親しい間柄でない場合は黒めの平服で大丈夫です。
男性はダークスーツに黒のネクタイ、女性は黒もしくは地味な色のスーツかワンピースなどがよいでしょう。 ただ、黒いからといって光沢のある素材の服は避けましょう。靴は、男女どちらも黒い靴で。学生の場合は、制服で構いません。

  • 急なご不幸で喪服の用意が間に合わない場合は、黒やグレーなどの地味なデザインの普段着で参列しても失礼にはあたりません。 ただし、光沢のある素材や胸元が大きく開いたデザインは避けましょう。

制服がない学校なら、黒や地味な色の服にすれば問題ありません。靴下は黒か白がいいでしょう。

意外に見落としがちなのが、ハンカチの色柄やストッキングなどのワンポイントです。 ハンカチなら白、ストッキングは光沢を押さえた無地の黒または肌色のものを選ぶようにしましょう。 雲行きが怪しい日なら、持参する傘の色柄も派手すぎないものに。

数珠について教えてください。

数珠の正式な形や玉数は、宗派によって異なります。基本の玉の数は108個。 近頃は持ちやすく半分の54玉、またその半分の27玉など18に因んだ数のいろいろな数珠があります。 ご自分の宗派で使われる数珠の特徴を踏まえ、持ちやすい数珠をひとつ用意しておくと役に立ちます。 ご自分の数珠をお持ちなら、仏式のご葬儀の際には忘れずに持参しましょう。

数珠は念珠(ねんじゅ)とも呼ばれ、もともと念仏を何回唱えたかを数えるためのもの。1回唱えるごとに手元の数珠玉をひとつずつ操って、回数を数えていました。

お通夜・葬儀の席次に順番はありますか?

お通夜・葬儀は招待ではありませんので、会葬者の席次は特にありません。
大まかに区分すると祭壇の近くから喪主・ご遺族・近親者・親戚・一般会葬者の順になります。 一般的なマナーとしては、
席は前から詰めて座り、祭壇の近くの席は空けないよう心がけましょう。

失礼にあたらないお悔やみの言葉は?

あれこれと慰めの言葉を重ねられるほど、悲しみが深くなることもあります。 「本当に残念です」「お気持ちをお察しします」等、できるだけ簡潔な言葉を選ぶようにしましょう。 病状や亡くなられたときの状況を詳しく聞くことは、ご遺族の悲しみに追い打ちをかけることになります。 また、高齢で亡くなられた場合でも、ご遺族にとって家族との別れは悲しいもの。
慰めるつもりであっても、「大往生で…」等の言葉は控えましょう。

気をつけるべき言葉はありますか?

「重ね重ね」「またまた」「返す返すも」「再三」といった重ね言葉や、物事が繰り返される様子を表す言葉は避けたほうがよいとされます。 また、仏式葬儀では「浮かばれない」「迷う」などといった言葉が忌まれます。
仏式ではよく使われても、他の宗教で注意が必要な言葉として「ご供養」「成仏してください」などもありますので、心に留めておくとよいでしょう。

お焼香の作法を教えてください。

お焼香の方法には、抹香を使う場合と線香を使う場合に大きく分けられます。
抹香焼香の作法は宗派によって異なりますが、会葬者各自の宗派に合わせてのご焼香でよいとされています。 ただし、会葬者が多い場合はご焼香は1回に留めることが宗派問わず慣例化しています。
線香焼香の場合は、火をつける線香の本数は1本です。

〈宗派別 抹香焼香の回数〉
天台宗・真言宗・浄土宗…3回
真宗大谷派・曹洞宗…2回
臨済宗・浄土真宗本願寺派・日蓮宗…1回

手荷物の注意
ご焼香の際、手荷物を祭壇の上に置くのはマナー違反です。
バッグなどは焼香台の下に置くか、後ろの人に預かってもらうのがいいでしょう。

通夜ぶるまいを勧められたら?

通夜ぶるまいや精進落としを勧められた場合は、一口でも箸をつけるのが礼儀と考えましょう。
ただし、ご遺族の方たちは心労が重なっています。長居は避け、早めに切り上げるのが基本です。
もちろん、酔っ払うほどお酒を飲むのは絶対にやめましょう。

「御清めの塩」は、どう使えばよいのでしょうか?

通夜・葬儀から帰ってきた時、家に入る前に体にかけるのが「御清めの塩」。 塩は、肩先や足元にパラパラかける程度で十分です。家族の方を呼んでかけてもらっても、また自分でかけても構いません。

昔から塩は穢れを清めるといわれているため、このような慣わしが残っています。