話題のお墓、継承者不要のお墓「夫婦墓・家族墓」の紹介

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夫婦墓・家族墓

核家族化・少子化・高齢化といった家族の形態の変化に伴い、お墓も多様化しています。
代々受け継がれていく一般墓とは違った、自分達のお墓(少数単位)で永眠したいと考える方が増えてきています。

・先々、子供たちにお墓の面倒をかけたくない
・子供たちのお墓は、将来的に自分たちで考えればよい
・子供がいない、子供は娘しかいない
・継承者がいる、いないにかかわらず、夫婦で永眠したい
・一般墓より費用が安く、負担が少なくて安心
  ・・・等の理由から、関心が高まってきているのが、永代供養墓「夫婦墓」「家族墓」です。

夫婦墓

夫婦墓は夫婦(2霊)で永眠するお墓です。
子供のいない夫婦や子供がいてもお墓の継承の負担をかけたくないという夫婦に選ばれることが増えています。
一般墓と同様に墓石を建てるタイプ、プレート型の墓碑を並べるタイプ、ロッカー式の納骨堂タイプなどがあります。
墓石・プレート型は、家名や戒名等を彫ることができます。
遺骨は、骨壺に入れてカロート(納骨スペース)に収納することが多いようです。
7回忌、13回忌、33回忌までという期限付きが多く、その期間を過ぎると永代供養墓に移されて(合祀されて)、
永代供養されます。

プレート型の「夫婦墓」 プレート型の「夫婦墓」
プレート型の「夫婦墓」 プレート型の「夫婦墓」
ロッカー式の「夫婦墓」 ロッカー式の「夫婦墓」

家族墓

家族墓は親子2世代が永眠するお墓で、親から子供へ継承することが想定されています。
お墓の形態や納骨方法は、基本的に「夫婦墓」と同じです。
夫婦墓と同様、期限付きが多く、一定期間が過ぎると永代供養墓に移されます。

墓石タイプの「家族墓」 墓石タイプの「家族墓」
プレート型の「家族墓」 プレート型の「家族墓」

※「夫婦墓・家族墓」を選ぶ際の注意点

「夫婦墓」「家族墓」は、宗旨宗派を問わず受け入れてくれるところが多いようですが、
寺院・霊園によって規約が違いますので確認が必要です。
また、納骨・管理期間の確認も事前に必ず行なって下さい。
期限の目安となる回忌は、最後に入られた方の回忌となります。

様々なお墓のスタイルが登場してきていますが、その名称や定義がまだ不明確な部分があります。
詳細を寺院や霊園管理者に必ず確認してから、お墓選びを検討して下さい。