墓地にはどんな種類がありますか?についての回答。

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Q

墓地にはどんな種類がありますか?

就職とともに地方から関東に来たのですが、地方に戻る予定はありません。
こちらでお墓を建てたいと思っています。
お墓について調べていると、墓地の種類によって違ってくるそうですが、その違いはどういったものなのでしょう?

質問者:匿名希望さん 2015/03/09 13:02:53 【カテゴリー: お墓 】

A

一般的なお墓のイメージは、代々のご先祖の霊を祀るいわゆる「代々墓」というタイプのお墓でしょう。これは、墓石に「○○家之墓」などと刻まれているものです。その他、ご供養の形などによって、次のような種類のお墓があります。

◆個人墓
墓石に「○○家之墓」と個人名を刻んだ、個人専用のお墓です。かつてはこの個人墓がわが国の埋葬スタイルの主流でしたが、墓地スペースや費用の点から近年は激減しています。

◆永代供養墓
永代供養料を支払っておくことで、継承者がいなくなっても、お寺が施主に代わり管理と供養を行うもの。一般的には、一定期間が過ぎると合祀墓に移され、供養されます。

◆会社墓・団体墓
その会社や団体に貢献した人を祀るために作られる合祀墓です。遺骨を納めない慰霊碑的なものが多いのですが、中には分骨された遺骨を納めて祀っているものもあります。

◆納骨堂
墓地不足が深刻化している都市では、お墓の代わりとして納骨堂を利用するケースが増えています。このような納骨を永代納骨と言います。

◆寿陵墓
生前に建てておくお墓のことで「生前墓」ともいいます。

◆比翼墓
夫婦二人で入るお墓のこと。夫婦のどちらかが亡くなった時に建てます。戒名を刻む場合は、遺された側も一緒に授けてもらい、朱色に塗って刻んでおきます。

◆両家墓
1つの墓所に夫婦両家の墓を建てる、あるいは1つの墓石に両家の家名を入れたお墓のことです。一人っ子同士の結婚が増えたことにより、近年需要が高まりつつあります。